このお知らせは2015-2016シーズン以前の内容です。
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更新日:2014月12月14日
12月14日(日) 試合結果
vs.東京サンレーヴス
○青森 84 – 73 東京●
1Q 17 - 21
2Q 8 – 16
3Q 30 – 18
4Q 14 – 14
OT 15 -4
【ヘッドコーチコメント】
■青森ワッツ 棟方公寿ヘッドコーチ
昨日と同じようにディフェンスの意識が出ている。100%ではないが、改善されたと実感した。しかし、オフェンスに繋がらない。本数は打っているが、リングに嫌われている。後半は山口や高橋が思い切って打ち、追い上げたが、前半から出来ていれば状況は違っていたと思う。でも苦しい展開のゲームは簡単に勝てるものではないので、チームが我慢強くなったと思う。
■東京サンレーヴス 青木幹典ヘッドコーチ
外国籍1人を怪我で欠いた中、選手全員が頑張ってくれた。体力的にオーバータイムは戦えなかったが、選手たちはよく頑張ってくれたと思う。
【戦 評】
延長戦にもつれ込む接戦を制した青森。
■第1Q 17-21
青森が先制するも第1Qは2Pの成功率が29%とシュートに精彩を欠いている。一方の東京は、ファーマーを中心に攻撃を組み立てる。中盤、アシストに自らダンクを決めるなど4連続得点で流れに乗る。青森は選手を入れ替、流れを変えていきたいが、青森の山口が連続で3Pを決めるものの、17-21で第1Qを終える。
■第2Q 25-37(8-16)
東京の流れは続く。開始すぐに東京のハートがブロック。フォスターがオフェンスリバウンドを取り井上にボールが渡ると、最後にハートが2Pを決め、リズムに乗った攻撃を仕掛ける。一方青森は、流れからの得点をなかなか決められず、東京の守備に苦しめられる。フリースローでなんとか得点を重ねるも、詰め寄ることができず第2Qを終える。
■第3Q 55-55(30-18)
序盤はシーソーゲームの展開。青森のポマーレがスティールを決め、澤口が2Pを決めると、東京のファーマーは3Pを決めるなど均衡する。効果的なリバウンドを物に出来ていなかった青森だが、そのリバウンドから得点を決めると、高橋・サンダースと3Pで得点を重ね、見事追いつき第3Qを終える。
■第4Q 69-69(14-14)
東京のファーマーが3Pを決めると、青森の山口も3Pとお互い譲らぬ展開。その後も、両チーム目まぐるしく攻守が入れ替わる展開を繰り広げ、残り15秒で青森の3点リードで迎えた残り7秒。東京のファーマーが3Pを決め同点となり延長戦にもつれ込む。
■OT1 84-73(15-4)
開始早々、山口の連続得点など流れを掴む。東京は自陣ゴール前で、青森に対しパーソナルファウルを連続で与えるなど、集中力を欠く。青森はそれをしっかりと物にし、逆転で今日の試合を物にした。
■全体
前半は東京が攻守においてゲームを支配していた。東京のファーマーを中心にゲームを組み立て、ゴール下ではハートの高さに青森は苦しめられた。しかし後半に差し掛かるにつれ、青森も徐々に攻撃がかみ合い、スピードのある攻撃を仕掛けていく。大事な部分では青森の山口が3Pを決め逆転勝利。
■観客数:2053人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:遠山悠太