このお知らせは2015-2016シーズン以前の内容です。
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更新日:2014月12月27日
12月27日(土) 試合結果
vs.秋田ノーザンハピネッツ
○秋田 75 – 66 青森●
1Q 14 - 10
2Q 21 – 21
3Q 22 – 18
4Q 18 – 17
【ヘッドコーチコメント】
■青森ワッツ 棟方公寿ヘッドコーチ
秋田の強いバスケットをどう封じるか、ディフェンスでどうやって秋田のオフェンスを抑えるか、秋田の特徴を捉えて1週間練習してきた。そこに関しては秋田を75点に抑えたので評価できる。だが、そこからオフェンスに繋げられない。外角のパーセンテージも悪く、パスミスやターンオーバーも多かった。何でもないミスで流れを掴めなかった。やはりターンオーバーの多さが課題。
■秋田ノーザンハピネッツ 長谷川誠ヘッドコーチ
リバウンド、インサイド、ディフェンスが課題になったゲームといえる。そんな中でも1人1人のハードワークが結果、勝利につながった。事実、相手のミスに救われた部分もあるので、明日はディフェンスから流れを掴んでいきたい。
【戦 評】
苦しい展開をものにした秋田が9連勝!
■第1Q 14-10
秋田はディフェンスからオフェンスにパスを繋げるがシュートが決まらない。青森はボールを集めることができず攻撃のリズムが作れない。立ち上がりは両チームとも決め手を欠き、ロースコアな展開となる。しかし秋田は相手のミスから得たチャンスに水町、スティーブンス、田口がフリースローを確実に決め主導権を握る。
■第2Q 35-31(21-21)
秋田はアウトサイドからのロビーの3Pで追加点を挙げるが自慢の攻撃力が影を潜め得点が奪えない。一方、青森はポマーレを中心に食らいつくが同点に追いつくまでには至らない。中盤以降にようやく試合が動き始める。青森のポマーレ、北向の連続得点で試合は振り出しとなる。しかし青森はフリースローのチャンスにシュートを外し、流れを悪くする。秋田は残り40秒に飛び出した田口の3Pで4点をリードし、試合は後半へ。
■第3Q 57-49(22-18)
このままの流れで勝利を呼び込みたい秋田は竹野の2Pで加点する。しかし青森も負けじと北向のアウトサイドからの3Pで追いすがる。一進一退の展開が続き両チームともこの状況から抜け出すことができない。状況を打破したのは秋田・田口だった。内側を突破し貴重な追加点を挙げチームに流れを引き寄せる。青森はシュートこそ放つも確実性に乏しく得点することができない。
■第4Q 75-66(18-17)
最終Q序盤は秋田・スティーブンスの独壇場と化した。スティーブンスの内外を有効に攻めた3連続得点や確実に決めたフリースローで秋田は12点をリードする。このままでは終われない青森はポマーレがインサイドを攻め6点差まで追い上げる。しかし秋田・竹野が体勢を崩しながらねじ込んだシュートが決定打となり秋田が勝利した。
■全体
終始、秋田リードで試合が進んだとはいえ重苦しい展開であった。中盤までは一進一退の攻撃でどちらに流れが転がり込んでもおかしくなかった。秋田は第3Qで田口のインサイド突破で苦しい状況を打破し、第4Qにスティーブンスの連続得点で何とか勝利を手にした。青森はフリースローの決定率が悪かったのが最後まで響いてしまった。
■観客数:2711人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:山田 有輝