このお知らせは2015-2016シーズン以前の内容です。
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更新日:2015月02月21日
2月21 日(土) 試合結果
vs.福島ファイヤーボンズ
○青森 83 – 78 福島●
1Q 15 -15
2Q 17 – 12
3Q 28 – 28
4Q 23 – 23
【ヘッドコーチコメント】
■青森ワッツ 棟方公寿ヘッドコーチ
厳しい試合だった。前半こそディフェンスがしっかりできていたが、第3Qで28点取られたということはディフェンスをまだまだ改善しなければならない。競ったゲームを取れたことは自信に繋がるので、明日もう1回ディフェンスを頑張って勝ちたい。
■福島ファイヤーボンズ 藤田弘輝ヘッドコーチ
非常に悔しい敗戦でした。青森の勝ち試合のパターンだった。明日はハードに且つスマートに戦って勝ちにいく。
【戦 評】
接戦の東北対決、青森が制す
■第1Q 15-15
ディフェンスリバウンドを奪った福島はジョーンズ3世のペネトレイト、増子の3Pで得点を重ね開始3分後には10点差に広げる。滑り出しが上手くいかなかった青森はポマーレにボールを集め、徐々に福島に迫っていく。福島も素早いパス回しでゴールを狙うが、勢いのついてきた青森のディフェンスに阻まれる。その間に青森がさらに得点を重ね、終了間際同点に追いつく。
■第2Q 32-27(17-12)
攻守ともに調子の上がってきた青森はクライバーやリチャードソンなどの外国籍選手を有効に使い、逆転する。対する福島もゴール下の守備を固めつつ、中外織り交ぜた攻撃で得点しリードするが、残り3分40秒、青森・ウィリアムスのディフェンスリバウンドからの速攻で再びリードを奪われる。その後は青森がリードを守りきり、5点差で前半終了。
■第3Q 60-55(28-28)
前半とは打って変わって点の取り合いとなった第3Q、攻守の切り替わりが激しく互いに相手ゴールを積極的に攻め続ける。互角の展開が続いたが、残り2分、福島はシャノンの豪快なダンクで流れを引き寄せると、続いて増子、村上がゴールを決めようやく同点に追いつく。しかしすぐさま青森・山口の3Pなどで再び点差が開き、5点差のまま最終Qへ。
■第4Q 83-78(23-23)
さらに激しさを増す点の取り合いはゴール下のボールの奪い合いにも拍車をかける。両者ダンクや3Pなど魅せるプレイで会場を沸かせつつ、攻撃の手を緩めずに試合が進んでゆく。共に攻撃のリズムが上手くはまり、相手の隙を突き得点を重ね続ける。残り2秒、福島・狩俣が3Pを決めるも追いつくことができず、83-78で青森が接戦を制した。
■全体
緩やかな立ち上がりで始まった前半は福島のディフェンスに青森がなかなか攻めきれず、福島優勢であると思われたが、徐々に攻撃のリズムをつかんできた青森が逆転する。青森5点リードで迎えた後半は、激しい点の取り合い・ボールの奪い合いが続き、白熱した展開となる。第3、第4Q共に両者の得点は同じであったが、第2Qの5点差が響き、青森に軍配が挙がった。
■観客数:1380人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:菅波万理乃