このお知らせは2015-2016シーズン以前の内容です。
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更新日:2015月03月01日
3月1日(日) 試合結果
vs.岩手ビッグブルズ
●青森 77 – 79 岩手○
1Q 8 -17
2Q 19 – 11
3Q 18 – 31
4Q 24 – 10
OT 8 – 10
【ヘッドコーチコメント】
■青森ワッツ 棟方公寿ヘッドコーチ
結果的にホームで2連敗したことは残念。しかし昨日とは全く違うチームのようだった。選手たちの今日に懸ける意気込みや最後まで諦めない気持ちで最後に追いつくことができた。またブースターの声援が選手たちの励みになっていた。今日は負けたが、やればできるということを証明できた。次は勝ちに結び付けられるようにやっていきたい。
■岩手ビッグブルズ 桶谷大ヘッドコーチ
タフなゲームになると分かっていたが、まだチームとしてトーンをしっかり合わせられていないと感じた。昨日同様、ターンオーバーも多く、リバウンドも取られているので、これからの我々の課題になってくると思う。
【戦 評】
勝負強さを見せた岩手が踏ん張りきってオーバータイムを制す
■第1Q 8-17
序盤は探り合いかつ接戦の様相。しかし、岩手の執拗なマンツーマンDFが徐々に青森にプレッシャーを与える。青森は残り5分、攻めあぐみ1点もあげられない。岩手はインサイドを積極的に使い得点を重ねる。後手に回る青森ディフェンスからファウルを誘い、確実にフリースローで点差を広げる。
■第2Q 27-28(19-11)
青森がオフェンスを変える。3Pを積極的に打ち、岩手ディフェンスを広げることでフリーの場面を多く作る。インサイドではウィリアムスとポマーレが粘りの中でリバウンドを取り続け、青森オフェンスに安心感とリズムをもたらす。リバウンドを取れないことの影響か岩手はシュートの確率も上がらず、青森に1点差まで詰め寄られる。
■第3Q 45-59(18-31)
第2Qの勢いそのまま、開始1分程で北向の3Pでついに青森が同点に追いつく。しかしここから岩手もランダル、ブラックレッジがオフェンスで大車輪の活躍。2Pやアシストと怒涛の攻めで14点差をつける。粘りたい青森だったが、フリースローを決めきれず煮え切らないオフェンスが続いてしまい、第3Qは岩手が終始圧倒した。
■第4Q 69-69(24-10)
青森が勝利への執念を見せる。マンツーマンDFからスティールを積極的に狙い、得点機会を増やそうとする。残り3分、青森はクライバーの連続3Pで同点、ポマーレの2Pで逆転する。しかし直後ランダルの3点プレイで岩手が再逆転。最後の最後で意地を見せたのは青森。残り7秒、厳しい体勢からウィリアムスが同点の2Pをねじ込み、OTへ突入する。
■OT1 77-79(8-10)
岩手がランダルのアシストからアーノルドと小野寺が連続3Pを決めれば、青森はウィリアムスのリバウンド、アシストでクライバーが同点となる3Pを決め返す。終盤、青森は4連続でシュートを外し追いつけず、辛うじて岩手が逃げ切った。
■全体
第1,3Qは岩手、第2,4Qは青森が主導権を握った。終始オフェンスリバウンドで圧倒した青森がリズム良く試合を進めたが、岩手はフリースローを83%という高い確率で決め、踏ん張りきった。
■観客数:2228人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:伊藤佳祐