このお知らせは2015-2016シーズン以前の内容です。
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更新日:2015月03月22日
3月22日 (日) 試合結果
vs.埼玉ブロンコス
○青森 77 – 58 埼玉●
1Q 17 -14
2Q 15 – 15
3Q 25– 13
4Q 20 – 16
【ヘッドコーチコメント】
■青森ワッツ 棟方公寿ヘッドコーチ
なかなか2連勝できないチームだったが、連勝できてチームとして本当に嬉しい。チームとして勝つことの喜びを大事にして、次の岩手戦に臨みたい。しかし今日は前半、ソフトなバスケットをしてしまった。ハーフタイムで戦う相手を再認識し、後半は気迫のこもったディフェンスからオフェンスにつながり良かった。まだターンオーバーが気になるので、今後オフェンス面もしっかりとやっていきたい。
■埼玉ブロンコス 下地一明ヘッドコーチ
まず昨日のコメントに「日本人には勝てない部分や届かないことがある」と言ったが、それは「今の埼玉チーム」に対して言ったこと。しかし、彼らも少しずつ届くようになっているので、もっと鍛えてあげなければならない。今日は、ターンオーバーに尽きる。ここ最近の試合は1ゴール差に迫った時に、ターンオーバーが起きている。昨日もそうだったので、焦らずにボールをシェアするように指示したが、やはりターンオーバーになってしまった。今日の敗因はターンオーバーに尽きる。
【戦 評】
青森プレイオフ進出に向け前進
■第1Q 17-14
青森・澤口が連続して得点を重ね青森ペースでゲームがスタートする。埼玉はターンオーバーが続き、不本意なスタートを切る。埼玉は流れを変えるためウィリアムズを投入。ウィリアムズ、ジョンソンにボールを集めゴール下からの得点を重ねていき、攻撃の波に乗り、同点に追いつく。しかし青森にフリースローなどを与え、青森3点のリードで第1Qを終える。
■第2Q 32-29(15-15)
立ち上がり両者共にシュート精度を欠き、流れに乗れない状況が続く。埼玉は走りこんできたウィリアムズに永田がパスを合わせ、技ありダンクを決め勢いをつける。青森も中、外、中のいい攻撃のリズムを取り戻し、ポマーレ、ウィリアムズがインサイドで力強い攻撃を見せる。一進一退の中、青森・高岡の3Pブザービーターがきまり青森が逃げ切る。
■第3Q 57-42(25-13)
青森はリバウンド、スティールからの速攻で埼玉がディフェンスの体勢を整える前に攻撃し、徐々に点を離していく。守備面も後半から立て直し、埼玉のトラベリングやターンオーバーを誘う。埼玉はファウルが重なり、フリースロー、バスケットカウントを与えてしまう。ウィリアムズなどの攻撃で勢いをつけた青森が13点の大量リードで最終Qへ。
■第4Q 77-58(20-16)
開始から埼玉・井戸が連続して3Pを決め、青森に食らいつく。しかし青森はクライバー、リチャードソンがゴール下、ミドルから攻撃を仕掛け、さらに点差を広げていく。埼玉は外角から攻めるが決定機に欠け、3分ほど得点のない苦しい時間を強いられる。青森が第3Qから続く勢いを保ったまま、連勝記録を伸ばした。
■全体
埼玉の勢いに押され、前半はなかなかいい攻撃のリズムにのることができなかった青森だが、後半からは守備、攻撃を立て直し、外国籍選手を中心にアグレッシブな攻撃で埼玉の勢いを抑え込んでいた。このゲームで三連勝の青森がプレイオフ進出に向け前進した。
■観客数:1747人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:大澤智子