このお知らせは2015-2016シーズン以前の内容です。
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更新日:2015月03月29日
3月29日 (日) 試合結果
vs.岩手ビッグブルズ
○岩手 77 – 71 青森●
1Q 17 -21
2Q 21 – 14
3Q 20– 21
4Q 19 – 15
【ヘッドコーチコメント】
■青森ワッツ 棟方公寿ヘッドコーチ
昨日の反省点であるリバウンドを意識して集中し、前半からいいディフェンスができていたし、オフェンスにもいいリズムができていた。今日は最後までしっかり戦えていたが、ただ離せるところで離せられなかったことが敗因。詰めの所でいい策を私が選手に伝えなければいけないと感じた。
■岩手ビッグブルズ 桶谷大ヘッドコーチ
前回青森とやったときより成長できていると感じた試合だった。1つめはディフェンスがアクティブにできていた。青森のインサイドのパーセンテージが50を超えているのに70点台に抑えられたということは、プレッシャーをかけてターンオーバーをさせたということ。2つめはリバウンド。ディフェンスリバウンドはなかなか取れていなかったが、日本人選手がヘルプリバウンドをしていたので、簡単に取られるということは前回より少なくなっていた。3つめは走り続けられたこと。その成果で相手のシュート確率が落ちたり、ターンオーバーを誘った事につながった。
【戦 評】
終盤に強さを見せた岩手がシーソーゲームを制す
■第1Q 17-21
両チーム落ち着いたゲームの入りを見せる。大きなミスもなく、一進一退の展開が続く。中盤に北向の連続3Pが決まり青森が主導権を握りかけたが、岩手はすぐさまタイムアウトをとる。これが功を奏し、流れを一方的なものとさせない。ビッグプレイもなかったが、インサイドを丁寧に攻め続けた青森が4点差をつけ一歩リードした。
■第2Q 38-35(21-14)
岩手は点差を詰めるも逆転までが遠い。それでも岩手は激しいマンツーマンディフェンスを継続。その効果か青森はターンオーバーが目立ち、第1Qの良い流れを維持することができない。終盤にようやく岩手の攻めのテンポが上がり出し、ランダルの2Pで逆転する。わずかな差で岩手がリードを奪うも流れは五分五分。
■第3Q 58-56(20-21)
立ち上がり小島の3P、澤口の2Pであっさりと青森が逆転する。しかしまたもやここから膠着状態、シーソーゲームとなる。積極的にインサイドを攻める岩手に対し、青森のファウルが増え始めるも、そのチャンスを岩手は生かしきれない。対抗する青森もポマーレ、ウィリアムスが中心となり、序盤から効いているインサイドを攻め続け一歩も引かない。勝負は第4Qへ。
■第4Q 77-71(19-15)
第3Qの流れそのまま両チーム勢いをつけられない。しかし中盤は外からアーノルド、中ではブラックレッジとアーノルドが噛み合い始め、青森のディフェンスがついていけない場面が目立ち出す。残り2分、ポマーレの2Pで2点差まで追い上げるもランダルがインサイドを落ち着いて制し、連続2Pでさらに引き離す。一瞬の緩みを逃さなかった岩手がシーソーゲームを制した。
■全体
両チームとも流れを掴みきれなかった。青森はポマーレとウィリアムスがゲームを通じてインサイドを掌握し、シュートとリバウンドに貢献。岩手はランダルが大事な場面で決定的な仕事をし続けた。落ち気味のチームを盛り立てる得点や勝利を決定づけるシュートはランダルから生まれたもの。24得点、4ファウルとランダルのアグレッシブさが終始見えたゲームだった。
■観客数:1530人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント