このお知らせは2015-2016シーズン以前の内容です。
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更新日:2013月10月06日
岩手がインサイドで優位に立ち開幕をイーブンで終える
青森ワッツ/棟方公寿HCコメント
今日の敗因は、選手の気持ちの問題。選手がやるべきことをやっていないのだから、今日の負けはまったく「悔しい」と思えない。昨日の勝ちは忘れろと、選手にミーティングでも伝えたが、岩手の方がひとつひとつのプレイで、何がなんでもシュートを入れにいく、という気概があった。2ゲーム勝ってこそ、本当に強いチームと証明される、ということを今後徹底して言っていく。
岩手ビッグブルズ/桶谷大HCコメント
チームとしてのバスケットボールがしっかりとできることを証明できた、意味のある2ゲームだった。タフなシュートを打たずに、チームとしてのシュートを打っていた。優勝するために1戦1戦大事に戦っていく。
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■第1Q 11-13
青森が北向の3Pなどで先行する。岩手はハーフコートではいい形が作れないものの、ボール奪取から素早く攻め込むと、ディフェンスにもリズムが出始める。青森はクライバーにボールを集めるも終盤に入るとミスが出る。終盤に月野、ペッパーズの3Pが決まって岩手が逆転する。
■第2Q 25-44(14-31)
岩手はオフェンスでもボールが回るようになり、ブラックレッジ、ポマーレがオフェンスリバウンドから得点に繋げていく。開始約4分で15-24の9点差に。青森はタイムアウトを取る。苦しい状況の青森はメイ、澤口が3Pを決めるも単発に過ぎず、中では岩手・カーウェルに阻まれる。その後も岩手が攻撃の手を緩めず、25-44で前半を終える。
■第3Q 40-64(15-20)
序盤から得点の取り合いに。前半の流れが嘘のように青森が積極的にゴールに向かっていく。しかし、岩手も負けじとドライブからのジャンプシュートが冴え、青森の追撃を許さない。青森はファウルが嵩み嫌な流れに。選手を入れ替え打開を図るも、岩手ディフェンスを崩せず、じわじわと点差を離される。
■第4Q 57-80(17-16)
岩手は勢いを止めることなく、ブラックレッジのミドルで先制する。オフェンスリバウンドにも積極的に絡みチャンスを得る。対して青森はミスが出始め、インサイドでは岩手の厚いディフェンスを前に得点できない。終盤にケントが奮闘するも巻き返すには及ばず、岩手が前日のリベンジに成功した。
■全体
先日とは異なり、第2Qから岩手が試合の主導権を握りそのまま押し切った。ブラックレッジ、ポマーレ、カーウェルがインサイドで存在感を放つと、青森のインサイドを抑えた。さらに月野、高橋のドライブが効果的に決まった。青森は中を抑えられるとミスが多くなり、頼みの外も決まらず失速、開幕連勝とはいかなかった。
■観客数:1907人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント